2016年 08月 21日
飛龍山 |
古廟で病に倒れた母親と暮らしていた
幼い二虎子(小亮哥)は、通りかかった欄車の前に飛出し
驚いた車夫李七龍(高明)は、小亮哥を鞭で払い除け彼は顔に傷を負った。
↓”俠女”では石雋の口煩いお母さん張冰玉。
欄車に乗っていた夫人(張冰玉)は事情を聴き
小亮哥に持っていた“玉珮”を差し出し
“玉珮”を持って屋敷に来ればお金を渡すと約束し、去って行った。
その後、小亮哥が母親から離れた隙に
古廟に立ち寄った盗賊により、母親は殺害され“玉珮”は奪われてしまった。
一方、張冰玉の屋敷は盗賊の襲撃に遭い屋敷は火を放たれてしまう。
10年後、成長した二虎子(陳浩)は、“疤拉虎”と呼ばれ恐れられ
1人母親の敵を討つため、“玉珮”を持っている男を捜していたが
偶然、客棧であの“玉珮”を持っている男を見掛け
密かに後を追い、男(曹健)を殺害。
遂に、母親の仇を討った陳浩は“玉珮”を手に張冰玉の屋敷に向かうが
屋敷は焼け落ち廃墟となってしまっていた。
驚いた陳浩は、当時の馬夫高明とともに
新たな屋敷に向かうと、娘何慧芳(楊夢華)が
何者かに殺害された父親を悲しみ、葬儀の準備を行っていた。
しかし、棺に入った父親の顔を見て陳浩は驚く。
数日前に自分が殺害した男は、楊夢華の父何公僕(曹健)だったのだ。
↓ドシャ降りの中待ち構えていたのは邵氏俳優の王憾塵。
悲しんだ楊夢華は、父親の仇を討つため金で刺客を雇うと言い出し
陳浩は、自分の剣の技を披露し仇討の手助けをすることになり
まず彼は、犯人を見つけるため何家が屋敷を焼かれた後に多くの財産を売った
街の“天寶銀樓”に向かい、店主に“玉珮”を見せたところ
詳しいことは街の有力者燕麥翎(陳慧樓)に聞いた方が良いと紹介されるが
陳慧樓は”詳しいことはわからない”と断られてしまう。
↓台湾チャンバラで良く観る胡金銓でお馴染み萬重山♪
だが、その夜“天寶銀樓”に陳浩が再び訪れると
店は荒らされ店主が殺害されていた。
驚いた陳浩は、出たところ何者かに襲われ
すべては陳慧樓の仕業と考えた陳浩は、再び彼の屋敷に向かうが
そこには盗賊朱楓(萬重山)が待ち構えていた。
萬重山は”自分こそが犯人だ”とウソをつき襲い掛かるが、逆に倒される。
そして陳浩は陳慧樓を問い詰めるが、自分は脅迫されていたとウソをつく。
陳浩は、萬重山の髪を持って楊夢華の屋敷に現れ
父親の仇を討ったと伝えるが、争いで負傷した陳浩は意識を失い
楊夢華と高明は、何日も看病し続けた。
数日後、快復した陳浩は自分が父親を殺害した犯人だと言い出せず
竹で弓の仕掛けを作り、楊夢華に仇討をさせることを計画。
自分が犯人を誘き出すので、”飛龍山”からこの弓を撃てと指示。
白衣を着た犯人が現れ、楊夢華は弓を撃つが
犯人だと思われた男は陳浩だった。
驚いた楊夢華と高明だったが、陳浩は自分が父親を殺害してしまったと告白。
幼いころにもらった“玉珮”を取り返すため
自分の母親を殺した犯人だと勘違いして殺してしまったと打明ける。
だが、そこに真犯人陳慧樓が現れ
数年前、彼が古廟で陳浩の母親を殺害し、屋敷に火を放ったと知った陳浩は
傷を負いながらも陳慧樓に立ち向かうのだった。
↓最後は捕頭(葛香亭)に連行されて行く陳慧樓。
(王戎主演の”青衫客”は良い♡)
by bpearlR2012
| 2016-08-21 23:00
| 台湾系