2016年 06月 25日
殺機 |
かつて人気女優だった辛麗(凌波)は、
夫である立徳(關山)と、彼のもと恋人で友人でもある
推理小説家の素素(焦姣)の仲を疑っていた。
↓セレブ妻の凌波です♡
数日後、焦姣がシンガポールから帰国。
凌波は彼女を家に招くが、
夫の關山は焦姣に4~5日前に起きた出来事を相談。
彼は、凌波と結婚するときに
かつての恋人だった焦姣との手紙は、すべて焼き捨てたのだったが
一通だけ捨てられず、その手紙を持ち続けていた。
ある日、妻である凌波と出掛けたナイトクラブで席を外したときに
上着のポケットからその手紙が抜き取られ
手紙と引き換えに”五萬元”を要求する手紙が置かれていた。
一方、凌波は密かに黄と言う男(高鳴)に夫關山の殺害を依頼。
偽名を使って香港で医者として働く彼は
すべてを知る凌波に逆らうことが出来ず、彼女から殺害の手順を指示され
翌日、凌波は焦姣と食事の約束をして外出。
写真家である關山は、暗室にこもって仕事をしていると
玄関でベルが鳴り外へ出てみると誰もいない。
暗室に戻った彼は、潜んでいた高鳴に襲われる。
だが、關山は暗室にあったハサミで高鳴を殺害。
凌波から偶然電話がかかり”強盗に襲われた”と助けを求め
驚いた凌波は家に戻り、彼は自ら警察に電話。
翌日、警察から沈刑事(黄宗迅)が来て
数日前に起きた手紙のことを聞いた刑事は、關山の自作自演だと思い込み
關山を逮捕しようとするが、彼を助けようと駆け付けた焦姣は
妻の凌波の不審な行動に気づく。
同じく凌波のことを疑っていた黄宗迅刑事も、密かに彼女を尾行。
凌波の隙を狙い、バックから家の鍵を抜き取る。
その後、釈放された關山は家に帰ってくるが
持っているはずの鍵が、別の鍵だったため窓から入って来た。
鍵は、高鳴が關山を襲った際に凌波がすり替えたもの。
彼女の計画では、高鳴を強盗に見せ掛けるため
夫の關山を襲った後に、金庫から宝石を盗むはずだった。
だが、彼は家の鍵をポケットに入れたまま殺害されてしまったため
凌波は、玄関マットに潜ませていた鍵と勘違いして
關山が警察に通報している隙に、鍵を夫のポケットに入れてしまったのだ。
↓悪人顔の敏腕刑事黄宗迅♪
刑事の黄宗迅は、部下に關山の上着と鍵を
妻の凌波に渡すように指示し
家に帰ってきた凌波は、返された鍵で家に入ろうとするが
鍵が違っていることに気づき、マットの下に潜ませていた鍵で家に入ったところ
疑いを持っていた黄宗迅、關山、焦姣が待ち構えていた。
夫殺害の計画がバレてしまった凌波は
3人を振り切り、暗室に立てこもり自ら命を絶つ。
妻凌波の妄想から起こった事件。いったい何がしたかったんだ?!
なんかモヤモヤする!!
脚本は樂蒂の”萬花迎春”とかドラマの多い陶秦。
by bpearlR2012
| 2016-06-25 23:00
| 驚悚