2020年 01月 12日
太極門 |
(1968年 金鷹電影製片企業公司)
”白雲山莊”に何者かが入り込み“金剣魔鏡”が盗まれた。
犯人を追った”太極門”の沈雲飛(汪平)は、
管寒冰(石堅)の”寒冰掌”によって負傷する。
沈雲飛の弟子 沈玉萍(樂帯)は、師匠を助けるため
南天老人(郝履仁)の”千年参丸”を取りに向かった。
南天老人の娘方小玲(千蘭)は
樂帯のことを疑い”太極剣を見せろ!”と襲い掛かるが
千蘭の師兄徐振南(張揚)に止められる。
事情を聞いた張揚により、樂帯は”千年参丸”を手に入れるが
納得のいかない千蘭によって樂帯はケガを負ってしまい
心配した張揚は、1人樂帯の後を追った。
”白雲山莊”に戻った樂帯だったが
師匠の汪平は既に亡くなり、後を継いだ師兄程大宗から
汪平を殺害した石堅は、自分の本当の父親だと知らされる。
↓死んでしまった母親と2役の樂帯です。
20年前、”太極門”下の母親と結婚した石堅は
“金剣魔鏡”を自由に操れることにより人が変わってしまい
母親は、石堅から“金剣魔鏡”を奪い”白雲山荘”に戻り
1人樂帯を産み息を引き取った。
ショックを受けた樂帯だったが
”太極門”の証である”太極剣”を返し、”白雲山荘”から出て行く。
その後、樂帯のことを心配し追って来た張揚と会い
事情を聞いた張揚は、自分の”金蕭剣”を譲り
”自分と一緒に天南山に戻らないか?”と誘うが、樂帯は断り去って行った。
だが、樂帯の前に申大榮(雷震)が現れ
自分の娘樂帯に会いたがっている石堅の所に連れて行く。
石堅は、”白雲山荘”から奪った”金剣魔鏡”で
武術界を牛耳ろうと考え、樂帯にも”寒冰掌”教えようとするが
樂帯は隙をついて”金剣魔鏡”を盗み出した。
↓この撮影後、31歳の若さで亡くなった樂帯(お美しい..)
”白雲山荘”に向かい”金剣魔鏡”を帰そうとした樂帯だったが
追って来た雷震によって奪われてしまい
さらに石堅の”寒冰掌”から師母を守ろうとして意識を失ってしまう。
意識を失った樂帯は、郝履仁に助けられ天南山で治療を受けるが
快復した樂帯は盲目となってしまい
もう治ることは無いと知り密かに天南山を後にする。
一方、”金剣魔鏡”を奪われてしまった石堅は
自らの行動を悔やみ、魔鏡を取り戻し汪平の墓に帰そうと考え
奪って行った雷震を捜し、真夜中に鶏爪山が光ったとの情報から
鶏爪山で雷震発見。”金剣魔鏡”を取り戻そうとするが
逆に、雷震に殺されてしまう。
1人天南山を後にした樂帯は
盗賊襲われているところを、後を追って来た張揚に助けられる。
目が見えない樂帯に、張揚は名乗らなかったが
”天南派”の剣の音に気付いた樂帯は、張揚だとわかり
再会した2人は、静かに玉峯山で暮らすことになった。
↓”蕩寇誌”では冒頭チラ出していた國泰スター張揚。
だが、石堅を殺害し”金剣魔鏡”を手に入れた雷震が
再び”白雲山荘”に現れ、魔鏡によって次々に殺害。
”白雲山荘”を乗っ取ってしまう。
太極門下は復讐のため樂帯の行方を捜し
玉峯山にいる張揚に知らせに来るが、張揚は追い返す。
密かに聞いていた樂帯は、1人”白雲山荘”に向かい
また、いなくなった樂帯のことを心配し、張揚も後を追った。
山荘に向かう途中で、雷震の手下”嵭山四虎”も倒し
太極門下の待つ”白雲山荘”に向かった樂帯は
盲目となっていたため”金剣魔鏡”の威力は効かず、雷震を倒す。
2004年の鄒文懷、王天林、兄雷震らのインタビューにより
自殺では無いと報道されました。
#
by bpearlR2012
| 2020-01-12 23:00
| 國泰系